自治労横浜は10月25日(水)、第78回定期大会を技能文化会館で開き、熱心な討論を通じ、運動方針、当面の闘争方針、予算を確立しました。また、第3号議案「非在籍専従役員の選出について」で参加代議員による投票が行われ、全代議員の賛成で日下書記長が選出されました。
今大会は3年振りのフルスペックでの開催となりました。大会冒頭、今年10月までに亡くなられた2人の組合員と今年亡くなった功労者3人に黙とうを捧げました。議長は病院支部の北尾さんと道路支部の鈴木さん。
主催者を代表して橋委員長が「ココロナ禍で明らかになった、行き過ぎた合理化による人員不足の解消が急務。物価上昇に追いつく賃上げ等課題は多い。第2次現業闘争、確定闘争勝利に向け、活発な討論で方針を確立しよう」とあいさつ。(要旨別掲)
大会には50人の来賓のみなさんにご臨席いただきました。代表して、自治労県本部中野書記長、市労連石川副委員長(横交)、横浜市から大久保副市長、福祉団体からは北原こくみん共済コープ神奈川北原本部長からあいさつを受けました。政党関係では立憲民主党青柳衆院議員、国民民主党小粥民主フォーラム横浜市会議員団長、公明党の行田横浜市会議員団副団長があいさつ。神奈川ネット青木県会議員もご臨席いただきました。
経過報告、決算報告、会計監査報告、選挙管理委員会から本部役員選挙の報告を受け、全体の拍手で報告事項は確認されました。続いて第3号議案「非在籍専従役員の選出について」。3月で7年の休職期間が満了する日下書記長に、4月以降も書記長の任を全うするため非在籍専従役員制度を活用する信を問う代議員による投票が行われ、全代議員の賛成で承認されました。
運動方針、当面の闘争方針、予算を巡って16人から意見、要望が出されました。発言は人員確保、賃金確定、労働安全や組織拡大など多岐に渡りました。橋委員長の総括答弁の後に、採決が行われました。採決では、全員の賛成で、運動方針、当面の闘争方針、予算が承認されました。
10年以上自治労横浜運動に貢献された3人が表彰され、橋委員長から感謝状と記念品が手渡されました。
橋委員長を中心にする24年度本部執行体制が日下書記長より提案され、拍手で承認されました。大会決議は本部から「2023年賃金確定闘争、第2次現業闘争に勝利するための決議」「反戦平和、反核脱原発、反差別人権の取り組みを推進する決議」の2本が提案され、確認されました。大会宣言、大会スローガンも承認されました。新役員あいさつに続き、橋新委員長の団結ガンバロウで、決意も新たに大会を閉じました。 |