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自治労横浜は10月24日、第80回定期大会を神奈川労働プラザで開催、熱心な討論を通じ、運動方針、当面闘、予算を確立しました。大会冒頭、今年10月までに亡くなられた組合員に黙とうを捧げました。議長は教育支部の大村さんと区役所支部の今井さん。
主催者を代表して橋委員長が「官民問わず人材確保は深刻な問題です。横浜市役所も、皆さんのために賃金、労働条件の改善、ハラスメントがない職場を構築し、若者の選択肢に横浜市役所を選んでもらえるような、そういった風土を整えるため労働組合としても、この取り組みに全力で進めていきたいと考えます。また、今年は戦後80周年であり、今一度、平和の大切さと、自由・選択肢のある世の中を守り続けるために自治労運動にもある恒久平和の取り組みを進めていきたいと戦後80周年を迎えたこの年、そんな決意をいたしました。引き続き、平和を守る闘いを進めていきたいと思います。人員確保と平和を守る闘い以外にも自治労横浜が取り組むべき課題は運動方針にもあるように山積しています。皆さんの協力のもと議論しながら進めていきたいと考えます。これまでの1年間の総括と向こう1年間の運動方針を皆さんの議論参加によって確立しましょう。」とあいさつ。
大会には50人の来賓の皆さんにご臨席いただきました。公務の関係から冒頭に横浜市から山中市長、県本部中野委員長、市労連的場委員長、横浜地域連合秋山議長、福祉団体を代表して柳井中央労金県本部常務理事から挨拶を受けました。政党関係では、立憲民主党県連副代表ふもと市会議員、国民民主党からこがゆ県連代表、公明党の斎藤団長があいさつ。立憲民主党しのはら衆議院議員、ふとり衆議院議員をはじめ多くの各級議員もご臨席いただきました。
経過報告、決算報告、会計監査報告、選挙管理委員会報告の討論では2人から発言がされ、全体の拍手で報告事項は確認されました。
運動方針、当面の闘争方針、予算を巡っては16人から意見や要望が出されました。発言は人員確保、賃金確定、労働安全や組織強化・拡大など多岐にわたりました。橋委員長の総括答弁の後に採決が行われ、全員の賛成で、運動方針、当面の闘争方針、予算が承認されました。
橋委員長を中心とする26年度本部執行体制が日下書記長より提案され、拍手で承認されました。大会決議「2025年度賃金確定闘争、第2次現業闘争に勝利するための決議」「反戦平和、反核脱原発、反差別人権の取り組みを推進する決議」の2本が提案され、確認されました。大会宣言、大会スローガンも承認されました。退任の挨拶では長年組合に尽力された日下書記長からお別れと激励をいただき、橋委員長の団結ガンバロウで、決意も新たに大会を閉じました。
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